cooking is my mission

comme*deNの料理にまつわるメモ。料理教室のお知らせなども。

どじょう鍋 

もうすっかり秋も深まりましたね。

先月子供達がお祭りのつかみどりで頂戴したどじょうを

柳川鍋にして食べたときの事を、メモしておこう。

 

[柳川鍋]

 

f:id:commeden:20131006184452j:plain

お昼に捕まえ、夕方になってもぴんぴん元気などじょう達。

元気などじょうさんたちにはお酒で眠っていただきます。

f:id:commeden:20131006190900j:plain

大体10分ほどで、このような状態に。

 

f:id:commeden:20131006193851j:plain

一緒に煮るごぼうはささがきにして、薄い酢水にさらし、

ざるにあけて流水でしっかり洗います。

 

f:id:commeden:20131006193816j:plain

出汁は昆布で。水から沸騰させないように30分煮だします。

 

f:id:commeden:20131006194018j:plain

娘さん、眠ったどじょうを見にやってきたついでにお手伝い。

長ネギを白いところと中の青い部分を仕分けしてくれました。

 

f:id:commeden:20131006195011j:plain

今回は小さめのどじょうなのでそのまま丸ごと煮ていきます。

(ちなみに、どじょう達を眠らせてくれた日本酒は使いませんでした。)

ごぼう、葱の中の部分(青いところ)、

調味料(酒、みりん、醤油)を加えて10分くらいやや強火で煮詰めます。

 

f:id:commeden:20131006201454j:plain

最後に葱の白いところを散らし、卵を溶き入れて

できあがり。

 

+++++++++++++++++++++++++++++

 

程よく柔らかいどじょうの身。

甘辛く味を付け、ごぼうと一緒に炊くと、臭みも気にならずとても美味でした。

卵でとじるから、さらに出汁を柔らかい味に仕立ててくれます。

どじょうを調理するならこれがベストなのかもしれません。

炊きたてのごはんにのっけて食べても良し、

日本酒(今回は浦霞の生酒)にもぴたりと合う肴でもありました。

 

ついさっきまで生きていたどじょうを見ているので

子供達はちょっとためらいつつも

それぞれ一匹は食す事が出来ました。(良い勉強ができたでしょう。)

 

//////////////////////////////

 

 

生命力が強いどじょう。うなぎよりも滋養強壮に良いらしいです。

今回は丸ごと食べられたし、ほんとに良い事だらけなんだけど、

生きたどじょうをしめるのは、ちょっと勇気がいりました。

でも次回は大丈夫。酒で眠っていただければとても簡単です。

 

この顛末を母にしてみたら

そういえば、と

母が小さい頃、母のおじいちゃんが柳川鍋を作ったり、

鯉こくを調理して食べてたなあ、なんて話をしてくれて

なかなか面白い話を聞く事も出来て、

今回はいろいろと勉強になりました。